世界最古の木は何歳？

豆知識

世界で最も古いとされる木は、カリフォルニア州にあるブリストルコーン松（Pinus longaeva）です。この木は、推定で樹齢4,800歳以上とされています。

詳細

ブリストルコーン松は、アメリカのネバダ山脈やシエラネバダ山脈に分布する針葉樹で、標高4,000メートル以上の高山地帯に生息しています。樹高は30メートルほどで、幹周りも3メートル以上にもなる巨木です。

科学者たちは、ブリストルコーン松の年輪を精密に調べることで、この木の樹齢を推定しています。年輪の研究から、最も古いブリストルコーン松は4,800歳以上とされています。この数値はあくまでも推定値であり、正確な樹齢はわかっていませんが、とにかく非常に古いことが分かっています。

なお、ブリストルコーン松以外にも、様々な樹木が長寿を誇っています。例えば、スウェーデンにあるカロリンスカの松は、推定樹齢は9,550歳であり、この他にも、ロシアのヤマト杉やカナダのトウヒなど、世界各地に長寿の木が存在しています。

まとめ

世界最古の木は、カリフォルニア州にあるブリストルコーン松である。その樹齢は推定で4,800歳以上であり、非常に長い歴史を持つ巨木である。ただし、他にも長寿の木が世界各地に存在しており、自然の驚異と言えるだろう。