「丸太船」はなぜ浮くのか?

豆知識1:水の浮力の原理

「浮力」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?浮力とは、物体が水(あるいは空気)の中にあるときに働く推力のことです。水中にある物体は、その重さに直接反比例する浮力が働くため、「水を押しのけて、上に浮かぶ」という現象が起こります。

豆知識2:丸太船の構造

丸太船の場合、浮力の原理を利用して浮かんでいます。船底には、丸太を並べて組み上げられた「底船(そこぶね)」という部分があります。これが船体の骨格となっており、丸太同士を固定するために綱や鉄の環が使われます。

船底に乗った丸太が水を押しのけ、それらの重量に見合うだけの浮力が生じるため、丸太船は浮かんでいる状態になります。

豆知識3:丸太船における浮力の限界

丸太船は浮力を利用して浮かんでいますが、その限界もあります。例えば、船に積載する荷物や人の重量が増えると、船底を支える丸太にかかる荷重が大きくなって、浮力が不足することがあります。その結果、船底が沈んでしまい、船全体が浸水してしまうことがあるため、定員や積載重量には注意が必要です。


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