日本の名物「さくらんぼ」は実はアメリカ産!?

さくらんぼの歴史と品種

日本のさくらんぼは、江戸時代に紀州藩主が栽培し、江戸へ納入されるようになってから広まったとされています。その後、北海道や山形、長野などで栽培され、日本国内での生産が盛んになりました。

しかし、実は初期の日本のさくらんぼの品種は、アメリカのクローン品種に由来していることが分かっています。明治時代にアメリカの農業顧問団が、クローン栽培を進め、その苗木が日本に持ち込まれたのです。

日本が世界のトップ生産国に

今では、日本は世界でも有数のさくらんぼ生産国となっています。その人気の秘密は、肥沃な土壌、厳しい寒さや高温多湿な気候条件が、最高の品質と甘みを生み出すからだと言われています。

日本のさくらんぼは、品種によって味わいが異なります。代表的な品種には「佐藤錦」、「紅秀峰」、「キタナミ」、「贈答用」などがあります。

お値段は品種によって天国と地獄?

日本のさくらんぼは、生産量が少なく、収穫期間も短いため、非常に高価な果物として知られています。そして、品種によっても価格が異なります。代表的な品種である「佐藤錦」は、1キロあたり2,000円以上で取引されることもあります。

まとめ

日本の名物として親しまれるさくらんぼは、実はアメリカから持ち込まれた品種をもとに栽培されたものだった。今では、厳しい気候条件の中で育まれる、多種多様な品種のさくらんぼが、日本の夏を彩っています。


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