メキシコの国花はダリア

ダリアの特徴

ダリアは、メキシコ原産の多年草で、球根がつく。花弁の色は、ピンク、白、黄色、赤、紫、オレンジなど様々で、花径は5cmから30cmにもなる。花期は夏から秋にかけ、花数がとても多い。

ダリアの名前は、スウェーデンの植物学者アンデシュ・ダールにちなんで名付けられた。彼は、18世紀にメキシコで植物採集を行っていた際に、ダリアを発見した。

ダリアがメキシコの国花になったのは、1904年のことである。それまでは国花が決まっておらず、ダリアが提案された。ダリアは美しい花であり、メキシコ人にとって誇りを持てるものだったことが、選ばれた理由とされている。

ダリアは、水はけの良い土壌と十分な日当たりが必要である。球根は、秋に植えることが一般的である。冬には球根を掘り出して保存する必要がある。水やりは、十分に行い、肥料は植え付け時と開花前に与えるとよい。