ホタテの目玉はスケアノキア！？

ホタテについて

ホタテは、いわゆる二枚貝の仲間で、食用としても人気があります。従来、ホタテの目玉は、黒い点がところどころにあるように見えるのですが、実際の目玉は白くて透明なものとなります。

スケアノキアとは、多くの動物が持つ視細胞の特徴の一つです。このスケアノキアは、光が当たっても視細胞が網膜上にある神経細胞に影響を与えず、暗いところでも見ることができるようになるというものです。

ホタテの視細胞は、スケアノキアを持った特徴的なものとなります。そのため、ホタテは暗くても活動することができます。また、目玉の周りにある黒い点は、視細胞を囲む褐色の色素細胞によるものです。

ホタテの目玉は、実際には白くて透明なものですが、黒い点のようなところがあるのは、色素細胞によるものです。スケアノキアを持った視細胞を持つことで、暗いところでも活動していることができます。