ラフレシアの特徴
ラフレシアは、インドネシアを中心に生息する、世界最大の花です。花の直径は1メートルを超えることもあり、重さも10キログラム以上にもなる巨大な花です。また、その大きな花弁は褐色や茶色をしており、白い斑点模様が入っています。また、花の中心には黒い突起があることも特徴のひとつです。
ラフレシアの生態
ラフレシアは、肉食植物であることが知られています。実際に、その大きな花弁は濃い赤い色をしており、腐肉のような臭いを放っています。これは、甲虫やハエなどの昆虫をおびき寄せ、その昆虫が花の中心に入り込むことで受粉が行われるためです。
ラフレシアの発見
ラフレシアは、19世紀のイギリス人植物学者ジョセフ・アーネスト・フッカーによって、インドネシアで発見されました。フッカーは、ラフレシアを最初は動物の一種だと思い込み、しかもその発見をどう説明したらよいかわからず、相当に苦悩したという逸話が残っています。
ラフレシアの保全
ラフレシアは、生息地の破壊や乱獲による絶滅の危機に直面しています。そのため、インドネシア政府やNGOなどが、ラフレシアの生息地の保護や環境改善に努めており、世界的にも注目されている保全活動のひとつです。
以上が、ラフレシアに関する豆知識・雑学でした。
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