世界最古の動物は何か?

豆知識1:海洋生物の代表格

世界最古の動物は、海洋生物の一種であるシアノバクテリアです。この微生物は、ごく単細胞の細菌で、35億年前には既に存在していたと考えられています。地球が形成されたのは約46億年前なので、そのわずか11億年後には、すでに最初の生物が誕生していたことになります。

豆知識2:プランクトンの中にも超長寿種がいる

海洋生物の中には、非常に長い寿命を持つものがいます。例えば、プランクトンの一種である樹状サンゴノリは、1個体あたりの寿命が2000年以上という驚異的な耐久力を持っています。また、北極圏の海底に生息する泥ガニは、約500年以上も生きることができることが知られています。

豆知識3:『世界最古の動物』はたびたび変わる

長年、シアノバクテリアが『世界最古の動物』として知られてきましたが、最近の研究により、その座を奪う可能性がある新たな発見がされています。例えば、オーストラリア南部の地層からは、31億年前の微化石が発見され、これがシアノバクテリアよりも古いかもしれないとされています。

まとめ

世界最古の動物は、海洋生物の一種であるシアノバクテリアであると長年考えられてきましたが、最近の研究により、その座を脅かす新たな発見があることが分かっています。海洋生物のなかには、非常に長い寿命を持つ種類もいて、生物の進化についても、まだまだ未解明な部分が多く残されています。


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