背景情報
風邪やインフルエンザなどによる感染症を予防するため、公共の場での咳エチケットが注目されています。咳やくしゃみは、周囲に飛沫(しぶき)をまき散らして感染源となるため、しっかりと対策をとることが大切です。
正しい咳エチケット
1. 手で口を覆う
咳やくしゃみをする場合、手で口を覆うことが基本です。手は口を覆う際に必ず使用しましょう。しかし、手で顔を触ったり、つぶすように押し付けるように触れたりすると、手に付いた菌が顔に付き、感染の原因となってしまいます。
2. ティッシュで口を覆う
手で咳やくしゃみをするのは簡単ですが、ティッシュペーパーを使用する方が衛生的です。ティッシュペーパーを使う場合、一度使ったらすぐに捨て、その後手を洗うことが必要です。また、ティッシュペーパーがない場合は、袖やマフラーなどで口を覆いましょう。
3. 人の周りから距離をとる
くしゃみや咳で飛沫が飛び散る距離は数メートルにも及ぶため、人との距離をとることが重要です。公共の場にいる場合、できるだけ他の人から離れた場所で咳やくしゃみをするようにしましょう。
まとめ
公共の場での咳エチケットは、周りの人の健康を守るために必要不可欠な行動です。手、ティッシュペーパー、衣服など、いろいろな方法で咳やくしゃみをカバーし、周囲に飛沫をまき散らさないようにしましょう。また、できるだけ他の人から距離をとることで、感染拡大を防止しましょう。
参考文献:
Ministry of Health, Labour and Welfare. (2018). Influenza prevention measures in winter(for preventing the spread of flu).
日本疾病予防制御センター. (2018). 小児科学会感染症委員会・日本感染症学会日本感染症調査研究会共同研究部会報告:飛沫感染対策における新たな考え方.
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