大福の由来

日本人の大好きな菓子、「大福」について知っておきたいこと

皆さんは、大福は好きですか?あのもちもちした感触と球状のフォルム、そして中には好みのあんこやクリームがギッシリと詰まっているのが、大福の魅力ですよね。

しかし、実は大福の歴史はとても古く、中国で作られた饅頭(まんじゅう)が日本に伝えられたのがその起源であるといわれています。

饅頭から大福が誕生するまでの経緯

江戸時代に入ると、饅頭は庶民の食べ物として広く親しまれ、特に上方地方では、夏になると冷たい饅頭が人気を博しました。

そして、現在の大阪府八尾市(やおし)の地で、ある菓子職人が、饅頭にもち米を混ぜてから大きく成形したものを考案し、広く販売したのが大福の起源とされています。

色とりどりの大福が誕生

大福は、最初は餡(あん)だけで作られていましたが、やがて抹茶やいちごなどのフルーツを練り込んだり、色をつけて彩りを加えたりと、様々なバリエーションが生まれました。

今では、季節や地域によって、色とりどりの大福が販売されています。例えば、春には桜の花びらを練り込んだ「桜餅大福」や、夏には冷たい氷を包んだ「氷大福」、秋には栗や芋を練り込んだ「栗餡大福」など、一年を通して楽しめるバリエーション豊かな和菓子として、日本人に愛され続けています。


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