“鳴く石”とは?
“鳴く石”は、岩石の中に空気や水の気泡が閉じ込められていることにより、外から叩いたときに音を鳴らす石のことを指します。
世界最大の“鳴く石”
世界最大の“鳴く石”は、中国にある黄山(フアンシャン)にある“弾指神仙”(だんししんせん)と呼ばれる石です。
この石は、高さ3メートル、幅1メートル以上ある大きな石で、なんと800年以上もの間、存在してきました。
また、この“鳴く石”は、何度も叩かれるたびに、神秘的な音を奏で、神仙が弾いているように聞こえることから、その名前がついたといわれています。
その他の“鳴く石”の魅力
世界中には、大小さまざまな“鳴く石”が存在しています。
たとえば、日本にある金剛石籬(こんごうせきりゅう)は、609個の“鳴く石”から成り立ち、それぞれ叩くと別々の音が鳴ります。
また、鳴く石には、その音が心を癒す効果があるといわれており、古くから病気治療に用いられてきた歴史があるといわれています。
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