絆創膏の誕生秘話

絆創膏とは

絆創膏は、傷や擦り傷などの小さな怪我を保護するために使用される医療用具の一つです。
一般的に、薄いポリ塩化ビニルフィルムの上に、吸収シートと呼ばれる綿や不織布の層が貼り付けられています。

誕生秘話

19世紀末、アメリカの薬剤師エアル・ディッキンソンは、妻が擦り傷をして、傷口に薬を塗っても、包帯を巻いても、治りが悪いことに悩まされていました。
ある日、彼は妻に手作りの絆創膏を差し入れたところ、驚くほど早く治っていったという話から、現在の絆創膏が生まれました。

命名の由来

絆創膏は、当初「アーセンサル・プラスター(Arsenal Plaster)」と命名されましたが、これは軍事工場の名前から来ていたとされています。
しかし、後に販売促進のため、英語の「bandage(包帯)」と「sticky(粘着性)」を合わせた「band-aids(バンドエイド)」という愛称がつけられ、広く知られるようになりました。
日本でも、「バンドエイド」という言葉が一般的に使われていますが、これは実際には商標名であり、正しくは「絆創膏」と呼ぶべきです。


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