日本にある「三本足のカニ」

豆知識1：三本足の正体とは？

日本には「三本足のカニ」と呼ばれる珍しいカニが存在します。実は、このカニは「変異個体」と言われる特異な個体によって出現します。三本足の正体は、4つ足を持った通常のカニが、卵の段階でDNAに突然変異が起きてしまったことによって、生まれつき2つの足が繋がってしまった姿なのです。

三本足のカニは、そのユニークな姿から「開運カニ」として注目されています。特に、東北地方での開運グッズとして、三本足のカニの置物が販売されています。また、このカニは日本海に生息しているため、日本海側にお住まいの方からは「日本海の宝物」と呼ばれていることも。

三本足のカニには、通常色のもののほかに、赤い色をした「紅三本足カニ」という希少な種類も存在します。その出現率は、通常の三本足カニの1/10000程度と言われ、とても希少な存在です。

三本足のカニは、想像を超えた不思議な姿に観客を魅了します。日本の海岸に出没するかもしれないこの不思議なカニを目にしてみたいと思った方は、ぜひ日本海側の海岸へ足を運んでみてはいかがでしょうか。