イタリアンレストランでのマナーについての豆知識

イタリアではパスタはメインコースではない

日本ではパスタがメインコースとして提供されることが多いですが、イタリアではアンティパスト（前菜）→プリモピアット（第1の料理、主にパスタやリゾット）→セコンドピアット（第2の料理、主に肉料理や魚料理）→デザート→カフェという食事のスタイルが一般的です。

パルミジャーノレッジャーノは、パスタにかける際には注意が必要です。パルミジャーノレッジャーノは乾燥しているため、パスタにかけると熱で溶けることがありません。そのため、パルミジャーノレッジャーノとパスタを一緒に茹でる、またはパスタにかける前にオリーブオイルで炒めると良いでしょう。

イタリアでは、パンをオリーブオイルにつけて食べることはありません。パンはスープやパスタの残り汁をすくって食べるために用意される場合があります。また、イタリア人がパンにオリーブオイルをかけるという文化は、アメリカのイタリアンレストランで始まったものです。

イタリアでは、コーヒーを飲む際にミルクを入れることはありません。代わりに、エスプレッソ（小さなカップにたっぷりのコーヒーが入っているもの）を飲むことが多いです。そしてエスプレッソを飲んだ後には、グラスに水を注いで一緒に飲みます。