日本で流行したキッズウォッチとは？

キッズウォッチとは

キッズウォッチとは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて日本で流行した小学生向けの腕時計のことです。機能としては、時刻表示やアラームなどがありましたが、主な特徴は「おしゃべり機能」でした。

おしゃべり機能とは、キッズウォッチ同士で無線通信できる機能のことです。お互いの腕時計に「呼び出し音」を送信することで、相手が応答できるようになりました。当時の小学生にとって、画期的で楽しかったことは想像に難くありません。

当時、キッズウォッチは大ヒット商品となり、流行語にもなりました。しかし、おしゃべり機能の使いすぎによる電池切れや、学校での使用禁止などのトラブルが起き、その後は売り上げも低迷し、次第に姿を消していきました。

しかし、キッズウォッチは2000年代後半から2010年代にかけて復刻版が発売され、今でもファンが多く、コレクターも存在します。また、現代のスマートウォッチにもおしゃべり機能が搭載されるなど、キッズウォッチが築いた道を受け継ぐ形で、進化を続けています。

以上が、日本で流行したキッズウォッチの豆知識でした。