背景
世界中にはたくさんの山がありますが、登山家たちが挑戦する最高峰はエベレストとして有名です。しかし実は、エベレストが世界一高い山ではありません。
真の世界一高い山
真の世界一高い山は北米大陸にあるデナリ山(別名:マッキンリー山)です。標高6,190m。これは、エベレストの標高8,848mに比べると低い印象を与えますが、地球上からの立ち上がりの高さが計測のカギとなります。
デナリ山は、海抜からの高さが約5,600mありますが、その下の地面から山頂までの距離はおよそ6,100mになります。これに対し、エベレストは海抜からの高さが8,848mであり、その下の地面から山頂までの距離がおよそ3,600mしかありません。つまり、デナリ山はエベレストよりも険しい山であると言えます。
デナリ山の名前の由来
この山の名前は、ヨーロッパ人がこの地域にやってきたアレウト族の言葉「デナリ」から来ています。アレウト族の言葉で「高くて大きなもの」という意味です。
まとめ
エベレストが世界一高い山というのは間違いではありませんが、デナリ山も世界一の山であるということを知っておくと、少しだけ登山家の世界に近づけた気がします。
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