目に見えない微生物がたくさん存在している

微生物とは

地球上に存在する生物の中で最も小さいものと言われているのが、微生物です。

微生物には、細菌、ウイルス、真菌、プラスミド、細胞質小体などがあり、その中でも特に細菌とウイルスは人間にとって最も身近なものと言えます。

細菌の驚くべき生態

細菌は、人間が目にすることができないほど小さいため、あまり知られていません。

しかし、細菌には驚くべき生態があります。例えば、人間の体内に存在する「益菌」と言われるものは、私たちの健康にとって非常に重要です。

また、極限環境に生息する細菌も存在し、噴火口の真下や南極の氷床など、人間には生命維持が不可能な場所に生息しています。このような細菌は、独自の生存戦略を持ち、光合成や酸素呼吸が不要なため、そうした極限環境でも生き続けることができるのです。

ウイルスの恐ろしさ

ウイルスは、細胞内部でしか繁殖することができないため、人間の「細胞」を攻撃します。

また、ウイルスは細菌と違い、自己複製する能力を持たず、さらに抗生物質でも治療ができないため、最も難病とされるエイズやSARSなど、多くの病気の原因となっています。

まとめ

私たちの身近に存在する微生物達は、様々な形で私たちの生活に関わっています。現代医療でもっとも普及した「抗生物質」は、もともとは細菌を殺菌するための薬であり、細菌の繁殖を防止することで人間の健康を守ることができるようになりました。


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