アラカルトとは?
アラカルトとは、本来はフランス語で「カルト」という意味の単語に冠詞「アラ(à la)」をつけた表現で、「織り込み済みの定食ではなく、自分で選ぶ料理のこと」とされています。
由来
「アラカルト」の言葉の由来にはいくつか説がありますが、最も有力視されているのが、フランスでの起源説です。
フランス語で「カルト」は本来単数形で、「カルト・ド・ヴィアンド」というときに複数形の「カルト」として使われたことが言葉の起源とされています。この「カルト」は、「選ぶ」という意味の動詞「カルティエ」から派生しているそうです。
そして、「カルト」に冠詞「アラ」がつけられたのは、19世紀後半にフランスの高級レストランで「カルト・ディナー」という食事が流行した際に、このように表現されたことが始まりだとされています。それが「アラカルト」という言葉として定着し、日本にも伝わったとされています。
まとめ
「アラカルト」は、フランス語で「カルト」という言葉に冠詞「アラ」がついて生まれた言葉で、「選ぶ」という意味から派生したものです。フランスの高級レストランで流行した「カルト・ディナー」がきっかけで定着し、今では日本でも馴染みのある言葉となっています。
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