日本にある「南極点」という山が新たな記録を作る
世界一高い山といえばエベレストを思い浮かべますが、実はそれ以外にもたくさんの高い山が存在しています。その中でも、日本にある「南極点」という山が注目を集めています。
「南極点」は、日本国内で二番目に高い山であり、標高は約3728メートルです。ですが、何が注目すべきかというと、この山が山頂近くに「南極点」と呼ばれる地点があることです。この南極点は、日本政府が2007年に確定した日本の最南端の陸地であり、気温は常に氷点下20℃以上という、厳しい環境下にあります。
さらに、南極点には「昭和基地」という6基の建物があり、日本の南極観測活動の拠点となっています。この基地には最大で60人もの観測隊員が滞在しています。観測隊員たちは、地球環境の調査や気象観測、南極周辺の海洋研究などを行っています。
「南極点」という名前から、南極大陸に位置していると勘違いされがちですが、実際には葛城山系に属する和歌山県の山中にあります。2019年には、南極点に向かう登山者の数が急増したことで、山の保護などについて問題が浮上しています。
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