ロボットという言葉の起源
ロボットという言葉は、チェコの作家、カレル・チャペックによって初めて使われました。彼の小説「R.U.R.」に登場する人工生命体を「ロボット」と名付けたことから、世界中で広まりました。
世界初のロボット
世界初のロボットは、1937年にアメリカのジョージ・デヴァロイによって開発されました。彼が作ったのは「Television Telly Robot」というテレビ局に出演するためのロボットです。このロボットは、テレビカメラを取り付けた円盤型の頭部を持ち、胴体はスチール製でした。また、可動式のアームを持ち、照明や電話機の操作ができました。
最初の産業用ロボット
世界初の産業用ロボットは、1961年にアメリカのUnimation社が開発した「Unimate」です。このロボットは、車のパーツを組み立てたり、金型を作成するためのワークに使用されました。Unimation社は、このロボットをアメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズ(GM)に納入しました。
日本のロボット
日本では、産業用ロボットの開発・製造が盛んに行われています。1973年には、日本初の産業用ロボット「FANUC1」が開発され、以降、さまざまな種類のロボットが日本で生産されるようになりました。日本のロボットは、世界的にも高い評価を得ており、自動車や電子機器産業などで幅広く使われています。
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