山の高さを測定する基準
山の高さを測定する際には、基準面と呼ばれる地球上の平均海面からの高さが用いられます。この基準面は、フランスのマルセイユで定められた標高0メートルの高さを意味し、一般的には平均海水面の高さを基準にしています。
世界一高い山とは?
一般的に、世界一高い山とされるのはエベレスト山(標高8,848メートル)ですが、実はこれは海抜の高さであり、地球の中心からの高さではありません。地球の中心からの高さで測れば、世界一高い山は、マウナ・ケア山とされます。
マウナ・ケア山とは?
マウナ・ケア山は、ハワイ諸島にあるシールド火山で、標高4,207.3メートルです。その一方、海底からの高さを考えると、マウナ・ケア山は海拔10,100メートルもの高さがあり、このため、山としてはエベレストを超えて世界一高い山とされています。
他にも書き換えが行われる可能性がある
しかしながら、地球上には様々な基準面が存在し、その定義によって、山の高さが変わることがあるため、この記事の内容が定義に基づいて行われる測定方法に限定されることをご了承ください。
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