空港の滑走路には番号が振られている

滑走路番号の付け方

空港には複数の滑走路がある場合がありますが、それぞれに番号が振られています。滑走路の番号は、その方角を示しています。

例えば、北から南に向かって飛行機が着陸する場合、滑走路の番号は18となります。逆に、南から北に向かって飛行機が着陸する場合は36となります。それぞれの数字は、10度ずつ角度を増やしていきます。つまり、18番の滑走路は北からの角度が180度〜189度の間にあるということです。

滑走路番号での方角の判断方法

滑走路番号から、その方角を判断する方法はいくつかありますが、一般的な方法は以下のようになります。

まず、滑走路番号の最後の数字を除いた数値を10で割ります。これにより、方位の大まかな角度が分かります。

例えば、18番の場合は、18-8=10となります。10を10で割ると1となります。つまり、18番の滑走路は北から11度の方向にあることが分かります。

滑走路番号の重複や欠番

滑走路番号には、様々な理由で重複したり欠番になっている場合があります。また、大型機向けの滑走路や短い滑走路のための番号など、特殊な番号もあります。

例えば、日本の成田空港には、16L/34R・16R/34L・18/36の3本の滑走路があります。また、米国のデンバー国際空港には、7つの滑走路があるのですが、滑走路番号は16R/34Lと16L/34Rの2つしかありません。これは、他の滑走路が欠番になっているためです。

まとめ

空港の滑走路には、方角を表す番号が振られています。滑走路番号を使って、その方角を判断することができます。ただし、番号が重複していたり欠番になっている場合もあるので、注意が必要です。


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