「蚊取り線香」の蚊が寄ってくる理由

豆知識

蚊取り線香は、暑い夏に欠かせないアイテムの一つです。しかし、実は蚊取り線香自体が蚊を寄せ付けていることをご存知でしょうか?蚊取り線香に含まれる成分が蚊を引き寄せ、そしてそのまま蚊が焼かれてしまうため、蚊取り線香は蚊取り線香であると同時に、蚊を「線香」として燃やしているとも言えるのです。

詳しい説明

蚊取り線香には、一般的に「ピレトリン」という成分が含まれています。ピレトリンは、蚊の中枢神経を刺激し、蚊の死に至らしめます。

しかし、ピレトリンは蚊だけでなく、ハエ・ゴキブリ・ダニ・アブなど、様々な昆虫に効果的な成分であるため、それらの昆虫も引き寄せることになります。

また、蚊取り線香が燃える際には、二酸化炭素や熱が発生します。これらのものも、蚊を寄せ付ける原因となります。蚊は、二酸化炭素や熱を放出する動物(例えば人間)を探し出し、吸血します。そのため、蚊取り線香を焚いている部屋には人間がいることが想定されるため、蚊もやって来るのです。

まとめ

蚊取り線香が蚊を寄せ付けるのは、ピレトリンという成分や蚊取り線香が燃える際に発生する二酸化炭素や熱が原因です。蚊取り線香は、蚊が寄り付かないようにするものではなく、蚊を「線香」として燃やすものであることを覚えておくと良いでしょう。


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