世界一高い山はエベレストではない

現在、公認されている最高峰はカンチェンジュンガ

一般的に、エベレストが世界一高い山と言われていますが、実はこれは正確ではありません。

最高峰を決める基準によって異なるため、複数の最高峰が存在することになります。

最も一般的な基準は標高の高さ

この基準で言えば、エベレストが世界一高い山となります。エベレストの標高は8,848メートルです。

しかし、別の基準で見ると異なる結果が得られることもあるので、注意が必要です。

もう一つの基準は地球の中心からの距離

地球は楕円形であるため、平均海水面からの高さだけでなく、地球の中心からの距離も考慮する必要があります。

この基準で言えば、最高峰はエクアドルのチンボラソ山になります。チンボラソ山の標高は6,267メートルですが、地球の中心からの距離がエベレストよりも遠いため、最高峰とされています。

現在、公認されている最高峰はカンチェンジュンガ

国際山岳連盟が定めた基準によると、最高峰は標高の高さだけでなく、山体の独立性や峻険さも考慮する必要があります。

この基準で言えば、カンチェンジュンガが現在公認されている最高峰となります。カンチェンジュンガの標高は8,586メートルで、エベレストよりも低くなりますが、その峻険さと独立性が評価されています。


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