コーヒー豆の種類について

アラビカ種とロブスタ種

コーヒー豆には、代表的な2種類の種類がある。まずは、アラビカ種。世界中のコーヒー生産量の70%以上がアラビカ種で、コーヒーを代表する品種といえる。また、味わいにも特徴があり、酸味が強くフルーティーな風味がある。一方、ロブスタ種は、生産量の30%以下にとどまるが、アラビカ種に比べて栽培が容易で、コクがあり、苦味が強く渋みのある味わいが特徴である。

モカ種とキャッツアイ種

アラビカ種には、南アイスランドの港町「モカ」で栽培されたことにちなみ「モカ種」、果物のような風味が特徴の「キャッツアイ種」など、いくつかの品種がある。これらの牧の中にも、個性があり、生産地によってもさまざまな味わいがある。

珍しいコーヒー豆

コーヒー豆には、世界中には珍しい品種もある。たとえば、「エレファント・ダンス」という品種は、タイの一部で栽培されており、大人の象がコーヒー豆を食べ、その表皮や果肉が消化された状態で、象の糞便から収穫されるという珍しい方法で作られる。また、ハワイの「コナコーヒー」は、ハワイ島の特定の地域で栽培されたものである。

以上、コーヒー豆の種類についての豆知識を紹介した。