カナダ国旗の紋章には、三つの木が描かれている

カナダの国旗のデザイン

カナダ国旗は、赤と白の二色で構成されています。国旗の中央には、白い正方形があり、そこに、赤いメープルリーフ（カエデの葉っぱ）が描かれています。

国旗の左右には、それぞれ赤と白のストライプが入っています。この色合いは、カナダを代表する色であり、国土の雄大な自然や、人々の純朴さなどを表現しています。

カナダ国旗の紋章には、三つの木が描かれています。それぞれ、メープル、ヒマラヤスギ、クロマツという木です。

メープルは、カナダ全土で見ることができる広葉樹で、国旗の中央に描かれたメープルリーフもこの木の葉っぱです。ヒマラヤスギは、カナダ西部に自生する針葉樹であり、クロマツは、東部から中部にかけて自生している針葉樹です。

カナダは、1965年に現在の国旗を採用しました。それまで使われていた旧国旗は、イギリスのユニオンジャック（英国の国旗）を含む、複数の旗の組み合わせでした。カナダ独自の国旗を求める声が高まり、最終的に今日のデザインが採用されました。