世界最大のクマはオホーツク海にいる！

豆知識1：カムチャツカクマが世界最大のクマ

カムチャツカ半島やシベリア北部に生息するカムチャツカクマは、体長3メートル、体重800キログラム以上という世界最大のクマである。日本国内にいる北海道のエゾヒグマと比べると、体長は約2倍、体重は約4倍もある。

カムチャツカクマは、巨大な体躯にもかかわらず、驚異的な泳力を持っていることで有名だ。特に、ウナギなどの深海魚を捕食するために、オホーツク海において長距離を泳ぐことが多い。

クマは糞便をしてから足を水で洗うという行動をとることが知られている。この行動の目的は、発生したにおいを消すことにある。

クマが糞便をすると、その周辺に悪臭が充満する。この状態が続くと、他の動物が忌避するようになり、獲物を逃がす可能性がある。そこで、クマは足を水で洗うことで悪臭を消し、周囲の動物たちに自身の存在を知らせることができるようになる。

パンダは、竹を主食としていることで有名だ。しかし、実はパンダが好む竹の種類は限られている。

パンダが好む竹は、細い茎で甘味がある「ヒメチク」と呼ばれる種類である。このため、パンダが生息する地域では、ヒメチクを優先的に育てている。

クマが木や岩などに背中をこすりつける行動は、「こすり傷」を治すために行われていると考えられている。

クマは、餌を求めて森を移動する際に、木の枝や岩などで背中を擦り傷つけることがある。こうした「こすり傷」は、感染症などの原因になるため、クマは急いで治療する必要がある。そこで、擦りつけることで傷口を消毒したり、痛みを和らげたりすることができる。