石畳の歴史
江戸時代、淀川周辺では度々洪水が発生していました。そのため、1771年に大坂城代・松平信明が、洪水被害を防ぐために淀川左岸に石畳を敷くことを決定しました。石畳は、丸太を敷いたり、土を盛ったりするよりも、水の流れを妨げることなく水を迅速に排水できるなど、効果的な防災対策として採用されました。
現代の石畳
淀川周辺は、現代でも石畳が敷かれており、防災対策としての役割はそのままに、観光地としても大いに貢献しています。石畳の素材には、江戸時代からの残り石を再利用したものや、電車のレールを良い形状に加工したものなど、様々なものが使用されています。
石畳とスポーツ
淀川の河川敷にある石畳は、運動場としても使用され、ランナーや野球選手、サッカー選手、自転車選手などがトレーニングや練習を行っています。石畳は、軟らかい芝生よりも関節への負担が少なく、丈夫で長持ちするため、スポーツの現場でも重宝されています。
まとめ
淀川周辺には、江戸時代から続く石畳が敷かれています。防災対策として有効であるだけでなく、現代では観光地やスポーツの場としても利用されています。
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