人間は1日に約2万回呼吸をする
人間は生きていくために空気を取り込み、酸素を取り込んで二酸化炭素を排出する必要があります。人間の呼吸は自動的に行われていますが、1日にどのくらい呼吸をしているかご存知ですか?
実は、人間は1日におよそ2万回呼吸をしています。これは、1分間に平均約12回呼吸することに相当します。しかし、運動や緊張などのストレスがかかると、呼吸回数が増加するため、正確な数値は個人差があります。
人間の最も長い息
人間の呼吸回数が約2万回である一方で、最長の息を吐き出すことができるのはわずかに1分以上です。アメリカ合衆国のテキサス州で行われた世界記録では、ベルント・ミュラーさんが2009年に、Mindfold EyeMaskと呼ばれる不透明のアイマスクを着用し、静飲水状態で静止している間に2分42秒で息を吐き続け、最高記録を出しました。
人間は一生のうちに約5000億回もの空気を吸い込む
人間一人が一生のうちに吸い込む空気の量を調べると、なんと約50億リットルにも及びます。一方で、吸い込んだ空気の量に合わせて、肺の表面積も非常に大きくなっています。あなたの肺の表面積は、バスケットボールコートほど広いことを知っていましたか?
最も長い息を吸うことができるのは女性
最も長い息を吸うことができるのは女性と言われています。男性と比較して、女性は肺活量が大きく、最長時間息を止めることができることが多いです。実際、過去に行われた世界記録では、最も長い息を吸うことができたのはフィンランドの女性、エッティ・H・ウータネンさんでした。彼女は1996年に、息を止めたまま、最長13分42秒を記録しました。
以上、人間の呼吸に関する豆知識をご紹介しました。我々が平凡な日々を過ごす中で、自然に行っていることでも、実は人体には多くの驚くべき能力が備わっています。あなたの呼吸を意識すると、自分自身の驚異的な能力を発見することができるかもしれません。
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