巻貝の繁殖に関する豆知識

巻貝は世界中に約7万種いる

巻貝には、淡水・汽水・海水に生息するものがあります。世界中に約7万種もの巻貝が存在し、そのうち、淡水・汽水で暮らす種類は約5,000種類、海水ではおよそ7万種類以上あります。

巻貝の産卵方法は、巻貝の種類によって異なります。例えば、蓋をもった巻貝では、オスが精子を産んで、メスはその中に卵を放出して受精します。一方、蓋のない巻貝では、オスとメスがともに水中に放出されたガマズミ科の花粉のようなものによって受精します。

巻貝の卵は、非常に小さく、卵殻に包まれた透明な粒子です。卵巣から体外に放出された卵は、外部の環境との信号により孵化のためのタイミングを決めます。また、放出された巻貝の卵が他の生物に食べられることを避けるため、非常に多くの卵を産み出します。

また、巻貝の卵には栄養価があるため、食用としても利用されます。主に、日本では「わかめ」「もずく」と同様に、寿司のネタとしても有名です。