はじめに
魚は赤身と白身の2つの種類に分けられますが、その違いをご存知ですか?実は、この2つの違いは栄養価や食べ方にも大きな影響を与えます。そこで、この記事では魚の赤身と白身の違いについて詳しく説明していきます。
魚の赤身と白身の定義
まずは、魚の赤身と白身の定義からご紹介します。
・赤身:筋肉中のミオグロビンというたんぱく質が多く含まれており、赤っぽい色をしています。代表的な種類にはマグロやサーモンがあります。
・白身:筋肉中のミオグロビンが少なく、白っぽい色をしています。代表的な種類にはタラやヒラメがあります。
栄養価の違い
魚の赤身と白身にはそれぞれ異なる栄養価があります。
・赤身:高タンパク低脂肪で、特にEPAやDHA、ビタミンB群、鉄分などが豊富に含まれています。血液サラサラ効果もあるため、動脈硬化や心筋梗塞などの病気予防にも効果的です。
・白身:赤身よりも脂肪分が多く、ビタミンDなどの栄養素も含まれています。SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)という酵素が多く含まれているため、活性酸素を抑える効果があります。
料理法の違い
魚の種類や質感によって、使い分けるのがオススメの料理法が異なります。
・赤身:刺身や寿司など生で食べるのが最も美味しく、焼く場合はサッと焼き、中は生のままにするのがポイントです。また、マグロは赤身だけでなく、トロや赤身と脂身のミックスなど、さまざまな食べ方があります。
・白身:脂身が多く、身が締まっているため、ソテーや蒸し焼き、フライなど熱を加える調理法が合います。脂身が多いため、蒸し焼きやオーブンで焼く場合には皮がついたままにして脂のジューシーさをキープするとオススメです。
まとめ
魚の赤身と白身は、栄養価・味わい・調理法が異なるため、使い分けることが重要です。健康や美容にも良い魚の栄養素を上手に取り入れ、美味しい料理を作りましょう!
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