1. 英語での由来
イチゴは英語で「strawberry」と言います。これは、かつてイギリスでイチゴを栽培する際に、イチゴの周りに藁(straw)を敷いて栽培していたことに由来します。藁を敷くことで、イチゴが直接地面に触れずにきれいな状態で育ち、腐らずに収穫できるようになったため、この方法が広まり、イチゴの英名にも反映されたとされています。
2. 日本での由来
日本語の「イチゴ」は、漢字で「苺」と書きます。この文字は、「「苗」(なえ)と「綴り(つづり)」が合わさったもので、「苗を綴るもの」という意味があります。これは、イチゴが茎を伸ばし、その茎に花や実がつく繁殖方法を持っていることから、葉っぱや茎の上にこぼれ落ちた実がまた芽を出して次のイチゴができる、という繁殖方法を持っているため、「苗を綴るもの」と名付けられたとされています。
3. 世界のイチゴの種類
世界には、多くの種類のイチゴが存在します。日本で食べられる主な品種は、あまおう、とちおとめ、もういっこ、さちのか、紅ほっぺ、章姫(しょうき)などがあります。一方で、海外では代表的な品種として、アメリカのカリフォルニア州で主に栽培される「カモメノカイチゴ」、チリで主に栽培される「カマルサ」などがあります。また、南米やアフリカでは、丸い形をした「パイナップル・ストロベリー」と呼ばれる珍しい品種も存在します。
4. イチゴの成分
イチゴには、ビタミンCや食物繊維、ポリフェノールなど、健康に良い成分が含まれています。特に、ビタミンCは強い抗酸化作用を持ち、免疫力の改善やコラーゲンの生成、美肌効果などが期待できます。また、食物繊維は腸内環境を整え、便秘解消にも効果的です。さらに、ポリフェノールも強い抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果が期待できます。
コメントを残す