世界一古いバレエ団はフランスのバレエ・ド・ルクスンブール

歴史

フランスの首都パリに拠点を置くバレエ・ド・ルクスンブールは、公式には、劇場の創立者ジャン・ブテッシュ（Jean-Baptiste Lully）による17世紀末のバレエ団まで遡ることができます。

1752年に、当時の王室がバレエ・コンテストを開催し、脇役の男性ダンサー、ガゼルが優勝したことをきっかけに、彼自身が率いるグループが1753年にバレエ・ド・ルクスンブールとして公式にスタートし、以来、フランスのバレエを代表する団体として活躍しています。

バレエ・ド・ルクスンブールは、クラシックバレエと現代バレエの両方を幅広く演じることで知られています。また、シルク・ド・ソレイユにも通じる大掛かりな演出やステージングも特徴の一つとなっています。

また、バレエ団は、様々な若手ダンサーたちのスター誕生の場としても知られています。例えば、1983年には後の世界的スターとなるミシェル・ガスリーがプリンシパル（主役級）として在籍していた時期があります。