赤ちゃんの体重に関する豆知識
日本では年間およそ100万人の赤ちゃんが生まれていますが、その平均体重はどのくらいなのでしょうか。
実は、日本の赤ちゃんの平均体重は約3,200グラムです。
ただし、女児の平均体重は男児よりやや少なく、約3,100グラムとなっています。
また、世界でもっとも軽い出生体重とされるのは、フランスで誕生した赤ちゃんで、わずか252グラムしかありませんでした。
体重が軽い赤ちゃんのリスク
出生体重が軽いと、新生児期の合併症のリスクが高まることがあります。特に、生後1週間以内に発症する「新生児黄疸」と呼ばれる病気がよく知られています。
新生児黄疸は、生後1週間以内に黄疸と呼ばれる黄色い色素が皮膚や白目に蓄積する病気で、赤ちゃんが体内でビリルビンという物質を分解できないために起こります。体重の軽い赤ちゃんには、肝臓が未熟なため新生児黄疸にかかりやすく、治療が必要になることもあります。
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