サザエさんの「マスオさん」と「フネさん」の名前の由来

豆知識

アニメ「サザエさん」に登場するマスオさんとフネさんの名前は、作者の長谷川町子が実在した人物から借りている。

詳細

長谷川町子は、自身の周りにいる人々をモデルに漫画の登場人物を作り出すことが多かった。その中で、「サザエさん」の主人公・フグ田サザエがモデルになったのは、自身の遠縁にあたる女性にあったとされている。

一方で、マスオさんとフネさんの名前の由来は、長谷川町子の夫であった岩崎節夫が、愛知県の豪商「三河屋」の当主だったころの話を聞いて名付けたと言われている。当時、三河屋には、社長の岩崎喜八郎に妻のフキ、息子のマスオ、娘のフネという人物がいた。このような人物が「家族らしい名前が必要だ」と思ったのが、岩崎節夫によるとされる。

ちなみに、フグ田サザエの名前の由来は、水産業に携わっていた岩崎節夫が「フグが売れればいいな」という願いを込めて名付けたともいわれている。

まとめ

「サザエさん」の名前には、作者の身の回りの人々や実在する人物から取ったものが多く含まれている。マスオさんとフネさんの名前は、長谷川町子の夫が豪商の家族から思いついたとされている。


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