たくさんの品種がある？「バナナ」についての豆知識・雑学

バナナはインドが原産？

バナナは南アジアを中心に自生していましたが、最初に栽培された場所はインドであるとされています。その後、バナナは東南アジア、アフリカ、中央アメリカなど世界中に広がっていきました。

バナナには、食用として一般的な「カヴェンディッシュ」と呼ばれる品種以外にも、様々な品種があります。例えば、「グロス・ミッシェル」は、かつて主流だった「グロス・ミシェル」という品種の改良品種で、味わいがより濃厚で甘いものに仕上がっています。

皆さんも一度は聞いたことがあるであろう「バナナの皮で転ぶ」というフレーズ。これは、1920年代にアメリカでさかんに上演された喜劇で、役者が舞台上でバナナの皮に踏みつけたところ、つるっと滑って転んでしまったことがきっかけとなって広まったものです。

バナナには、トリプトファンと呼ばれる成分が含まれています。トリプトファンは、体内でセロトニンという脳内物質に変わり、幸せを感じる作用をもたらします。また、バナナにはビタミンB6が豊富に含まれており、ストレスを軽減する効果も期待できます。