1000円札の肖像画は渋沢栄一！？

豆知識1：紙幣の肖像画に実在の人物が描かれている

日本の紙幣には歴史上の偉人や文化人物の肖像画が描かれていることが多いですが、実はその多くが実在する人物の顔をモデルに描かれています。

例えば、5000円札の津田梅子や10000円札の福沢諭吉など、多くの紙幣の肖像画は実在する人物がモデルとなって描かれています。

1000円札の肖像画に描かれているのは、明治時代の実業家である渋沢栄一氏です。

渋沢氏は、日本の経済発展に貢献した人物として知られており、世界初の民間鉄道会社「東京鉄道株式会社」を創設したり、日本初の銀行を設立したりするなど、多大な業績を残しました。

また、渋沢氏は自らも作物の栽培に取り組んでおり、昭和天皇から「農学の父」として賞賛されたこともあります。

1000円札の肖像画の裏面には、天皇家ゆかりの神社である「小野宮神社」が描かれています。

小野宮神社は、平安時代に藤原氏が崇拝した神社で、近年では天皇家が参拝することでも知られています。

こちらの肖像画に描かれているのは、鳥居や拝殿、舞殿などが美しい景観であり、参拝客を魅了しています。