冬の寒さをしのぐ世界最高の防寒服『カナダグース』

この防寒服の中には何が入っているの？

カナダグースは、カナダのトロントで1957年に誕生したブランドです。その寒冷な地域で生まれたカナダグースの服は、厳しい寒さに耐える機能性が高く、世界中から支持されています。

カナダグースが誇る防寒技術は、ダウンフィルという素材を使用していることにあります。ダウンフィルとは、アヒルやガチョウの羽毛の中から細かい毛繊維を取り出して作られる、極細繊維のことです。このダウンフィルは、断熱性や保温性に優れた素材で、最も寒いカナダでも十分な保温機能を持ちます。

防寒服の中には、本当に鳥の羽毛が入っているの？

カナダグースの防寒服には、ダウンフィル以外にもファーが使われています。しかも、ファーはカナダグースが独自に開発した「Coyote fur」という狼の毛皮を使用しています。

これには理由があります。カナダの先住民であるイヌイットたちは、これまで数千年以上も狼の毛皮を使用してきました。この毛皮は、極寒の地域でも柔軟性を保ち、耐久性にも優れているため、防寒衣料に適した素材なのです。

また、カナダグースによると、このCoyote furは稀少価値があり、鳥獣保護法にも違反していない上に、毛皮を使うために繁殖しているわけではないとしています。

カナダグース商品には偽物が多いって本当？

カナダグースは、本物の商品には「MADE IN CANADA」のタグをつけていることが特徴です。しかし、偽物の商品にはこのタグがついていなかったり、中国やベトナムなどで生産されているため「MADE IN CHINA」や「MADE IN VIETNAM」のタグがついていることがあります。そのため、中には偽物を買ってしまうことも少なくありません。

そこで、偽物と見分けるポイントとしては、まず価格が安い場合は要注意です。また、フードのファーが不自然に見えたり、ジッパーなどのパーツが安っぽかったりする場合も偽物の可能性があります。

最近のカナダグースは海外市場も拡大し、偽物が多く出回るようになったため、公式ウェブサイトでの購入や正規販売店での購入がおすすめです。