世界最初のコンピュータバグ

豆知識

コンピュータにバグが起こることはよくあることですが、世界最初のコンピュータバグがどのようにして発生したかご存知ですか？

ストーリー

1945年、アメリカ合衆国のペンシルバニア大学の数学者ジョン・モークリーとJ・プレスパー・アッカリーは、ENIACという世界で初めて電子式コンピュータを開発しました。

ENIACは、複雑な数学的計算を非常に高速で実行することができました。しかし、そんなENIACにもバグがあったのです。

ある日、ENIACが実行していた計算結果が予想通りではなかったため、モークリーとアッカリーはENIACの配線を点検することにしました。すると、配線の中に1匹のゴキブリが入り込んでいるのを発見しました。

ゴキブリが配線に触れ、誤った信号を送ってしまったため、ENIACの計算結果が正しくなかったのです。この事件は「世界で初めてのコンピュータバグ」として有名になりました。

結論

世界で初めてのコンピュータバグは、ENIACの配線に侵入したゴキブリによって引き起こされました。コンピュータには常にバグが起こる可能性があるため、開発者やエンジニアは常に慎重さが求められます。

以上のように、世界最初のコンピュータバグがゴキブリによって引き起こされたことは、何かと話のネタになる面白い豆知識です。