世界一高い山はエベレストではない!?

豆知識1:世界一高い山は海底にある!?

「エベレスト」は、一般に「世界一高い山」として知られていますが、海山の場合、実は「マウナ・ケア」という山が最も高い山とされています。

マウナ・ケアとは、太平洋中央海嶺に位置するハワイ島の火山で、地上からの高さは「4,205m」ですが、海底からの高さを加えると、なんと「10,210m」となります。

それに対してエベレストは、「8,848m」という高さで、地球上で最も高い山ではありますが、海底からの高さはありません。

豆知識2:エベレストは常に最高地点ではない!?

エベレストが常に最高峰であるというのも間違いで、地球のプレートが移動することで、エベレストも徐々に高さを失っています。

10年前の2010年に行われた測量では、「8,848.13m」とされていましたが、2020年に行われた再測量によると、「8,848.86m」という数字が出たため、2010年の測量結果に誤差があったとされています。

そして、2020年にはエベレストの頂上部に新たな氷河が発見され、これにより従来よりも高くなったとされています。

豆知識3:エベレストの登頂は“月に降り立つより難易度が高い”!?

エベレストはその高さと厳しい自然条件から、登頂に失敗することが多く、危険が伴います。

実際、エベレストの登頂に成功するためには、高度8,000メートル超の「デスゾーン」と呼ばれる場所を超える必要があり、酸素濃度が著しく低下するため、適切な装備と技術が必要です。

また、エベレスト登頂に失敗した場合は、遺体がそのまま放置されることがあり、過酷な自然環境のため、回収することが困難とされています。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です