日本のバターは白いのはなぜ？

豆知識

日本のバターは海外のバターと比べて、白く見えることが特徴です。

この理由は、牛乳が乳化される過程で、メラニン色素が取り除かれているからです。

メラニン色素とは、茶色や黒色の色素を持った化合物で、人間の肌や髪などに存在します。

しかしながら、メラニン色素は牛乳の味や品質に影響することがあるため、日本では取り除くことが一般的になっています。

その他のバターの豆知識

バターは、乳脂肪分が80％以上含まれている、乳製品の一種です。

古代エジプトでは、バターを肌に塗ることで保湿や治癒効果があるとされ、美容に利用されていました。

また、中世ヨーロッパでは、バターの重量が貴重品と同等だったため、高価で贅沢な食品とされ、貴族しか食べられないものだったと言われています。