青いりんごが発するエチレンガスの驚くべき効果

青いりんごは赤くなる

青いりんごは、熟すと赤くなることは有名な話ですが、その理由は果実自身が作り出す「エチレンガス」が原因です。青いりんごに含まれるデンプンが糖に変わり、その際にエチレンガスが発生するのです。

冷蔵庫で熟したりんごにはエチレンガスをかけよう

青いりんごを熟す際には、そのりんごが自ら発生するエチレンガスで熟す方法が一般的です。しかし、冷蔵庫にしまったまま熟してしまった青いりんごにも、外部からエチレンガスをかけることで熟成を促すことができます。

青いりんごが発するエチレンガスには他にも効果が

青いりんごが発するエチレンガスには、果物だけでなく野菜の熟成促進や、花の咲き方を早める効果もあります。エチレンガスは、果物や野菜を熟すことで、その種類に合った香りを出す役割も担っています。また、花に対しては、熟した果物をそばに置くことで、花が咲くまでの時間を短縮することができるのです。