日本の神社には、動物や植物を神格化した神様が多く存在する

動物を神格化した例

・狐(きつね)

日本の神話では、狐が神仏の使いであることが多く描かれています。狐を主人公にした民話や小説もたくさん存在しますが、実は狐は神社の守り神だったり、商売繁盛の神様としても祭られています。有名なところでは、京都・伏見稲荷大社の中には「お稲荷さん」と呼ばれる狐の神様が祀られています。

・龍(りゅう)

中国から伝わった龍は、雨や水を操る神様として崇められています。日本でも、龍は海や川の神様として崇められていたようです。また、身体が長く空を飛ぶことができるとされ、陰陽師や神楽の舞台でもおなじみの存在です。

植物を神格化した例

・木花之佑姫命(このはなのすけひめのみこと)

神話において、ヤマトタケルの妃として登場するこの神様は、白樫(しらかし)の精霊とされています。また、白樫は邪気を払う効果がある木として信仰されており、この神様を祀る神社も存在します。

・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)

日本神話の神様のひとりで、大和国(奈良県)にある伊勢神宮の創始者とされています。この神様は、豊穣を司る神として崇められており、稲を示す「稻穂(とうほ)の神」として知られています。

近くの神社に行った際は、ぜひ神様の背景にあるおもしろい話や、意外な神様について調べてみるのもいいかもしれません。


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