1. “ロボット”という言葉の由来
“ロボット”という言葉は、チェコの劇作家カレル・チャペックが1920年に発表した戯曲『R.U.R.(Rossum’s Universal Robots)』(ロッセム・ユニバーサル・ロボット社)で初めて使われました。
チャペックは、経営者ロッセム博士が人間を模倣したロボットを創造する様子を描いた作品で、博士が創造した人造物が“Roboti(ロボティ)”という言葉で呼ばれています。この“Roboti”が英訳されて、“Robots”となったのが “ロボット”の語源とされます。
2. 最古のロボット
人工的に動くものとしては、水時計や落とし穴、フランクリンのエレクトロスコープなどが古代から存在していました。しかし、最古のロボットとされるのは、ギリシャ神話に登場する巨人タロスです。
タロスは青銅で作られた巨人で、クレタの王ミーノスが、クレタ島を侵略しようとする外敵から守るために作らせたとされています。塔や城壁の上に立って、侵入者を迎撃したと言われています。
3. 日本が誇るロボット文化
日本は、ロボット技術が発展した国として有名です。世界初の本格的な産業用ロボットを開発したのも日本企業のファナックであり、現在も世界中の工場でそのロボットが活躍しています。
また、日本ではロボット技術を利用したアニメやマンガが多く制作されており、それらの作品は世界的にも人気があります。代表的な作品に『機動戦士ガンダム』や『EVANGELION』などがあります。
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