世界初の電車は馬車を改装したものだった!

前史編:石炭が発明される

一般的には蒸気機関車が初代の鉄道車両とされていますが、実はそれよりも前に「トロリーポール」と呼ばれる電気の導体を架線にかけた馬車が登場しました。しかもこれは、石炭が発明されていなかった時代に行われていたのです。

主題編:ボルトンとウィルトシャー鉄道

そして、本格的な電車が実現したのは1835年、イギリスのボルトンとウィルトシャー鉄道です。しかもこれが、驚くべきことに「馬車を電気で動かす」方法で行われたのです。

当時の技術的な制限から、蒸気機関車を使用することが困難だったため、鉄道会社は既存の馬車を改装し、モーターとバッテリーを取り付けて走行させることにしました。これが、世界初の電車となったのです。

エピローグ編:実用的な電車の登場

その後、技術の発展により、電気機関車が実用的なものとなり、世界中で鉄道の電化が進んでいきました。しかし、そんな現代の鉄道も、馬車から始まった歴史を持っているのです。

参考:https://www.railway-technology.com/features/featurethe-10-oldest-electric-locomotives-in-operation-today-4210068/


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