世界で最も小さい国

ヴァチカン市国

ヴァチカン市国は、イタリアの首都ローマに位置し、世界最小面積かつ国際法における独立国家である。面積はわずか44ヘクタール(0.44平方キロメートル)で、国の人口も約800人ほどしかいない。国土の大部分はバチカン市国内に位置するサン・ピエトロ大聖堂やバチカン美術館、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、バチカン図書館、バチカン庭園など、重要な宗教・文化施設に割かれている。

独自の通貨

ヴァチカン市国は、独自の通貨「ユーロ」を発行しているわけではなく、イタリアのユーロを使用している。ただし、ユーロ硬貨にはヴァチカン市国の国章が刻印されており、コレクションアイテムとして非常に人気がある。また、バチカン市国内には独自の郵便局があり、バチカン市国発行の切手も存在する。

パパモービル

ヴァチカン市国を代表する乗り物として知られているのが、「パパモービル」という教皇専用の車両である。パパモービルは、教皇が公式行事などに出席する際に使用されるオープンカーで、見かけもポップで可愛らしいデザインになっている。ヴァチカン市国が初めてパパモービルを導入したのは、1965年のパウロ6世の時代からである。


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