二重否定とは
二重否定とは、同じ文で否定語が2回使われることです。
例:I didn’t see nobody.(誰も見ていない)
ロシア語の二重否定
ロシア語では、二重否定が非常に一般的です。
例:Я никогда никому ничего не говорил.(私は誰にも何も言ったことがない)
肯定になる理由
ロシア語の場合、二重否定が使われると、実際には否定されていないことになります。
つまり、二重否定があっても、文全体は肯定的な意味を持ちます。
例:Я ничего не ел.(私は何も食べていない)->Я ничего не не ел.(私は何も食べた)
つまり、「何も食べていない」という否定的な文が、「何も食べた」という肯定的な文になります。
まとめ
ロシア語においては、二重否定が使われることが多いですが、実際には肯定になります。
つまり、ロシア語で「何も食べていない」と言いたい場合は、「nichego ne yel」と書きます。二重否定は不要です。
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