世界最古の書物はどれ?

豆知識:

世界最古の書物は、エジプトの『死者の書』ではなく、中国の『書経』とされています。
『書経』は紀元前2000年頃に編纂されたとされており、主に周王朝の経典や先祖の言行録が記録されています。
一方、『死者の書』は紀元前1550年頃に編纂されたとされ、死後の世界についての信仰などが記されています。

詳細:

世界的に有名な『死者の書』は、エジプト文明が栄えた紀元前1550年頃に編纂されたとされています。『死者の書』は、死後の世界における儀式や信仰、そして死者の冥福を祈る内容が記されたもので、ミイラ化された死者と共に埋められることが多かったとされます。

一方で、中国にはエジプトよりも古い書物が存在しています。それが『書経』と呼ばれる書物で、紀元前2000年頃に編纂されたとされています。『書経』には、周王朝の経典や先祖の言行録が記載されており、中国の歴史を語る上でも欠かせない書物の一つです。

ちなみに、日本においては『古事記』や『日本書紀』などが代表的な古文書ですが、これらは『死者の書』や『書経』と比較すると比較的新しいもので、記紀ともに7〜8世紀頃に成立したものとされています。

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