ロシア語とは
ロシア連邦で公用語とされる言語で、発音は多少難しい面があります。日本で学ぶことが出来る「ロシア語」は、キリル文字と呼ばれる文字で書かれます。
キリル文字
キリル文字は、ロシア語だけでなく、ウクライナ語、ベラルーシ語、ブルガリア語、マケドニア語、セルビア語、モンゴル語、カザフ語等の言語でも使われます。
キリル文字には、日本語にはない文字があります。「Ё(よ)」「Ж(じ)」「Ц(つ)」「Щ(しゅ)」「Ъ(硬符)」「Ы(イ)」「Ь(柔符)」などがその代表例です。
キリル文字の起源
キリル文字は、兄弟のキリルとメソディウスによって考案され、868年に東ローマ帝国に伝えられました。当時、キリスト教を広めるための宣教師として東欧に派遣されていた兄弟は、初めスラブ語を世界で最初のスラブ語の文字を作ることを目的としていました。
まとめ
ロシア語やその他キリル文字を採用している国の言語に触れる機会がある場合、アルファベットに不慣れであっても、キリル文字の特徴については覚えておくと、書いたり読んだりすることが出来ます。また、特に注目すべき点は日本語にはない独特な文字が多いことで、そのためキリル文字が書かれた看板やパッケージを見かけた際にも、クセを覚えておくと便利です。
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