アラスカ州の寒さに適応した犬種
アラスカン・マラミュート(Alaskan Malamute)は、アラスカ州の州犬であり、かつてはアイヌも利用していた犬種です。アイヌはアイヌ犬と呼び、マラミュートとは異なります。アラスカン・マラミュートは、犬ぞりを引くために使われる犬種で、寒さに適応する厚いファーと筋肉質な体が特徴です。アリューシャン・マラミュート(Alaskan Malamute)と呼ぶこともあります。
歴史と起源
アラスカン・マラミュートの起源は不明ですが、およそ2000年以上前に生まれた犬種とされています。アイヌやイヌピアット族が、主に狩猟や犬ぞりを引くために使っていた犬種で、その使われ方からみても、非常に頑丈で、力強い犬種でした。狩猟の時は、大型の動物を追いかけて仕留めるのに、犬ぞりで運搬していたという記録が残されています。
性格と特徴
マラミュートは、大変明るく、社交的で、気が利きます。訓練を受けた犬は、従順で、飼い主に忠実です。また、病気になることが少なく、寿命が長いとされています。ただ、かなり警戒心が強いため、初対面の人に対しては警戒することがあります。
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