江戸時代の大雪での悲劇
日本橋は江戸時代から、その歴史に名を刻む街道の一つでした。しかし、1716年(享保元年)に起きた大雪の中、日本橋にある建物が倒壊してしまったことがあります。
この大雪は、関東地方を襲った天災の一つで、全国的にも有数の深さを記録したとされています。そして、この大雪の中で、日本橋の一角にあった3階建ての屋敷が、重みと荷重で壁が崩壊して倒壊してしまったのです。
現代における傾いたビル
また、現代でも、日本橋には倒れた建物や修正が必要な建物があるとされています。例えば、1995年に竣工したオフィスビル「竜門倶楽部」は、建設中に土地が沈下していたことが判明し、完成後に傾きがあることが判明しました。
この竜門倶楽部は、2010年に改修工事が行われ、傾きを修正しました。修正には、地下にコンクリートを詰めたり、建物の下部に撓み枠を設置するなど様々な手法を用いました。
日本橋は、江戸時代から現代に至るまで、歴史的な建築物や近代的なオフィスビルなど、様々な建物が建ち並ぶ街です。そのため、地盤に関する問題や歴史的な建築物の維持管理には、常に気を配る必要があるようです。
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